それはちょっと説明を要します。韓国語では「お詫び」は「謝過(サガ)」と訳すことになっているので、このさい「お詫び」はふかい意味がこめられているとして、「謝罪(サジェ)」と訳すべきだと申し入れたのですが、これは却下になりました。受け入れられるようになったのは、1998年の金大中大統領の訪日のさいの日韓共同宣言の翻訳のさいです。
さて運営審議会では、高崎さんの案が運営審議会でまとまって、提出されたってことですね。他方で、私も書いているのです。どういうことで書いているのかわからんのですけど、私の文章として出しているんです。結局のところ、最大のポイントは総理大臣として謝罪する。道義的責任を感じるという文章を必ず入れてほしいということでした。それで結局政府側の文章ができて、平林さんが三人に見せると。横田さんもおいでになったんですよ。・・・横田さんと、有馬さんと私の三人が行って見せられたのですよ。コピーはもちろんもらえない。最後のチェックをしたわけですな。それで結構じゃないんでしょうかっていうことで帰ってきた。そこから、理事長の手紙ということが出てきた。・・・
理事長も手紙を出そうということになって、それで私が総理の手紙の案として理事長に出したものが、理事長の手紙になったのですよ。どういう検討をしたのか忘れてしまいましたが、理事会では検討したんだろうと思いますね。
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